鎖骨の重要性

鎖骨は、真上から見るとS字型をした骨で、太さも均一ではなく中央部から外側にかけて丸から三角形へと変化します。
内側の端は胸骨とつながり、外側の端は肩甲骨とつながりそれぞれ関節を構成しています。

鎖骨は肩甲骨を介して、腕を身体につなぎとめる役目をしています。そして鎖骨のもう一方の端は、前に回って胸骨につながっており、この胸骨は肋骨を介して背骨へつながります。

 

                                   肩の関節のイラスト

 

つまり、鎖骨は、腕、肩、胸、背骨をつなぎ合わせ、その動きを連結し、助けているという重要な役割があります。私たちが腕を自由に動かすことができるのは鎖骨のおかげです。さらに首付近にある神経や血管などの循環器系も守る役割もあります。