変形性膝関節症の症状と原因
変形性膝関節症の症状
変形性膝関節症は動き始めるときに痛みが出るのが特徴ですが、症状が悪化すると動作中もずっと痛みが取れず、次第に歩くのが困難になります。
階段を降りるときにも痛みが出やすいです。関節が硬くなって膝の曲げ伸ばしが難しく正座ができなくなったり、膝関節に水がたまることもあります。
症状が進行すると骨が変形してO脚になりやすく、日常生活に支障をきたす場合もあります。
変形性膝関節症の原因
変形性膝関節症の最も大きな原因は、加齢による変性です。長年使用してきた膝の関節は、歳をとると多かれ少なかれ不具合が生じてきます。
若い頃にスポーツや怪我などで、軟骨に通常より多くの負担をかけた場合には、より症状が出やすいかもしれません。
他の原因としては、肥満が考えられます。膝には体重の4~6倍の負荷がかかっているため、肥満は膝を変形させる大きな原因の一つです。軟骨を長持ちさせるためには、適切な体重を維持することが重要です。